2007年06月30日

茅奈の輪くぐり


演じる本人の名の一音を以ってその役を、演劇を好きになってくれるようにとの願いが込められているのならば、用いられた漢字にも何かしらの意味があるのかもしれない。

降霊儀式を執りしきる茅奈は大荷物を抱えて登場する。その中でも目立つのが浮き輪。茅奈の浮き輪、言ってみればこれは茅の輪である。

各地の神社で厄除け・無病息災のために 茅の輪くぐり が行われるのはまさに6月晦日のこの時期であり、さらに「備後国風土記逸文」に記された蘇民将来説話に則れば、その茅の輪は腰に巻き付けるのが本義である。

茅奈は浮き輪を腰に巻くことによって無病息災を願っていたのだ。別荘に着いた時しきりに浮き輪をかぶせようとしていたのは、その呪的効果を周囲にももたらそうとしてのことだった。それを知らない司と三歌は激しい抵抗を繰り広げるが、その結果司は鏡を見て倒れ、三歌は禁忌の地である裏の林に足を踏み入れようとしてしまう。麻由は知ってか知らずか一度すっぽりと浮き輪をかぶっていたのを見たことがある。それによって災厄を逃れることができたと思われる。

「かごめかごめ」は降霊儀式の遊戯化したものだという見方があるように、この浮き輪をめぐる動きも子どもの遊びと見えてそこには災厄を除くという呪的行為が含まれていたのだ。

有名な占い師の娘たるものダテに荷物が多いわけではない。ロウソクや人名辞典、その持ち物ひとつひとつに意味があったように。

時には「持ってきたもの」ではなく「持ってこなかったこと」が呪的効果を発揮することもある。茅奈が水着を忘れることによってノリマツの遊び心が抜けきらないことが明らかになり、イシゾーは怒り、そしてその怒りを鎮めんがため頬を押さえる所作へとつながっていく。これもまた荒ぶる神を鎮めるための呪的行為と取れるのだ。

千聖が茅奈と名付けられたこと、その茅奈が呪術的な力を備えること、浮き輪を持っていること、この時期に茅の輪くぐりが行われること、千聖が誕生日を迎えたこと、これは全て偶然ではなく必然の付会である。

3人は千秋楽にしてその重要性に気付き、我先にと浮き輪を奪い合った。
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2007年06月28日

「水色の鏡」から見た演劇空間の把握


「あの水色の鏡の中に夏美さんが現れることはもうないんだろう」

「ないんだろう」に込めた司の万感の思いが伝わってくるモノローグのセリフ。ここで司は「水色の鏡」と言っているけど、当然あの鏡は水色ではない。舞台道具用に少し汚しを入れているけどそれがなかったとしても水色には見えないと思う。

水色とは何か?それは砂浜まで駆け足で30秒足らずのところにある海を映し出しているのだ。あの鏡の正面にはきっと大きな窓があって、そこからすぐに海が見える。バカヒロが玄関の「そこんとこの壁」を虫眼鏡で焦がしたのもそこにある窓から陽の光が差し込んでいたからできる。

「ホラ、耳をすませばホラ」と茅奈が耳をそばだてるのもそこに客がいるからではなく、本当に海があるからなのだ。客席は海。僕らは波?千秋楽の寄せ来たる波のように何度もトーンを上げる拍手。

このように舞台から見て前方つまり客席側に海が広がっていることがわかる。そして

「裏の林に行くのならその黒い服を…」

と言った時の「裏の林」の「裏」は、海が前方であるならば「それとは反対側の」という意味に取れる。単純に「家の裏手」という程度の意味であるかもしれないけど、ここでは海と対置される存在として考えてみよう。言うまでもなく夏美の死に直結する禁忌の地である。鏡をはさんで「黒と水色」という色の対比としても捉えることができる。

海と鏡の延長線上に裏の林があるという位置関係を簡単に図示するとこのようになる。


                  裏の林



    (玄関)      (鏡)
   舞   台

海   海   海   海   海   海


実際に役者が出入りするのは上手であり下手であるからどうしても横の動きに慣らされてしまうけど、劇世界にはこのような前後の広がりを見ることができるのだ。

ここで注意したいのは居間に据え付けられたあの鏡は真っすぐ正面を向いているのではなく、下手寄りに向かって少し斜めになっているということだ。もし鏡が正面を向いていてその裏にクヌギの林があるのだとすれば、玄関から入ってくる時にクヌギの林に近づいてしまうことになる。裏の林は玄関から入る道からは外れたところになければならない。そして裏の林がここにくる位置関係は古くから鬼門とされる北東の方角でもある。

夏美が鏡の中にいたのは、その背後にある裏の林との方角的な一致によるものだ。ここでは単に鏡の内と外という空間把握にとどまらず、別荘周辺の地理的状況を考慮した時に、鏡が境界となって二つの世界の扉となっていることがわかる。それは「生と死」でもあり「現在と過去」でもある。

いわば観念的に鏡の中は裏の林に通じていると言えよう。裏の林にいた夏美は鏡を通って別荘へと姿を現し、その後海へ星を見に行って空へ昇るという直線的な動きを追うことができる。夏美は真っすぐに進んで迷わず星になった。

「水色」は司のセリフ以外にも見ることができる。DVDに収録された、チラシにあるものとは微妙に違うあらすじでは

「一夏の水色の物語」

とされていて、水色の物語とはすなわち水色の鏡の物語でもあるとも言えるし、「水色時代」の水色にも解することができる。

また「寝る子はキュート」の歌詞は1番は7人視点(7人称?)になっているが、

「うれしくてうれしくてうれしいとき
やっぱりうれしいって わたしいうのかな」

の「わたし」はやっぱり来夏だと思う。「どうしてみんな生きてて良かったって言えないの!」というノリマツの言葉を受けて来夏はこう気持ちが揺らぐのだ。

一方2番は夏美の一人称になっており、ここに「水色の鏡」があらわれる。

「流れ行く時間 水色の鏡の中
待ちくたびれても 気持ちはずっとずっと」

流れ行く時間を夏美は時間の止まった鏡の中から見つめていた。その先に海を見て、あの日の気持ちはずっとずっとありながら。

「こうして目を閉じるとまだ浮かんでる気がする」のは1番では海に、2番では空に。

夏美が空へ帰って水色の鏡はその役目を終えたのだろうか。みんなで必死にごまかしている時、真っ先に鏡を拭いたのはチョーさんだった。

千秋楽が終わっても「水色の鏡」はまだ見れる。グッズのDVDマガジンを取り出してみて。その丸い鏡の中には℃-uteの思いが詰まってるよ。
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2007年06月27日

寝る子はキュートな夢を見る


見上げれば美しい夜空に溶けてゆき、いつまでも手をつなぐかわいい恋をする。このフレーズだけでもう「桜チラリ」は劇中でのゆるぎない位置を獲得し、これが主題歌といってもいいくらいなんだけど、蛇足を付け加えるとすればその後の「寝る子」の姿もちゃんと示されているのである。

「夢を見たのあなたの夢」

と、寝る子は夢を見る。けれど夢はいつか覚める。

ここでベリを持ってくるのは無粋かもしれない。でも今は違ってももともとひとつだったというのは決して隠すべき過去じゃないと思う。キュートが同じ曲で三年前にデビューしていたとしても、今と同じキュートはありえない。そこには少なからずベリが敷いた道というものがあると思う。だからといって℃-uteはただその敷かれた道を通ってきたわけではないし、もちろんライバルではあるけれど、悪いライバボーではなく助け合ったりする良いライバルだってまいまいも言ってたから、ここはちょっと助けてもらおう。

「夢から覚めてもあなた手を握っててほしいの」
(秘密のウ・タ・ヒ・メ)

きっと星になって宇宙のどこかいるような気分。夢から覚めてしまったら、また夢を見ればいい。だって夢は見なけりゃ始まらなんちゃら。ベリの助けをありがたくお借りたのちはやっぱり℃-uteに戻ろう。

「夢の続きを見よう 寝る子はキュート」

「夢の続きを見てる 寝る子はキュート」

だいたい夢にも二通りの意味があって、一つは睡眠中に見る夢。もう一つは未来に対して描く夢。指していることはちがうけどどちらも夢という言葉を使う。英語にしても同じdream。見る夢と抱く夢の違いかな。あるいは覚める夢と諦める夢。そして現場で見る夢は、決して最前に駆け出すことじゃない。

同じ言葉を使うのは元来睡眠中に見る夢というのは将来を見越したもの、予知夢的な性格を備えたものだと考えられていたからなのだろうか。夢占いとかいつごろからあるんだろう。

同じ曲の中でこの二義がどちらも出てくることもある。

「例え夢の中だって優しくして(私だけ)」

「夢あるならとことん目指せ」

(「ギャグ100回分愛してください」)


20世紀の名曲に「21世紀」というのがあって、曲の最後にそれぞれが夢を語って終わる。実際にはそこから始まったともいえるんだけど、これにならって℃-uteの夢を見てこの文章も終わることにしよう。「夢」はもちろんキュートな寝る子が見る夢とキュートな寝る子が抱く夢。あなたの夢を少しだけ教えて。今だけは眠たそうにしないで。

--よく見る夢は?

岡井 おいかける夢
鈴木 熟すいしてるため、夢はあまり見ません。
中島 ℃‐uteのみんな全員が私の学校に遊びに来る夢
萩原 家族の夢です。
矢島 こわい夢
梅田 学園物語
有原 夢をあんまり見ません。


--10代のうちに実現したい夢は?

岡井 1人で歌ってみたい
鈴木 いろいろな国の言葉を話せるようになりたい!!
中島 武道館で℃‐uteの単独コンサート
萩原 全国ツアー
矢島 ドラマに出てみたい
梅田 オリコン1位
有原 …。


叶った夢、叶いそうな夢。絶対叶える夢。やっぱりZYXは「絶対矢口を×(ペケ)に」もいいけど「絶対夢を倍に」がいいよね。夢を語るその中で無言の栞菜…。見ることも抱きもしないのは、多すぎるゆえの沈黙?それとももう叶った?でもイシゾーは夢を見ていた。アイドルになるという夢を。

最後に愛理(とたぶんノリマツ)のもう一つの夢。

--神様がひとつ願いを叶えてくれるとしたら?

「世界進出できるくらいのビーッグな歌手」という夢を叶えてもらう

(「B.L.T.U-17 vol.2」 ℃‐ute100question)

寝る子がキュートなのは夢を見るから。
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2007年06月25日

ここにいるという力


「わたオバ」が終わったころから栞菜がもう泣いている。涙が頬を伝ったあとがあって鼻も赤い。「イシゾー、鼻、赤っ!」。そんなイシゾーが「虫除けスプレーいかがですか?」って言うんだよ。言わなきゃいけないんだよ。走り去っていくイシゾーの顔は見えなかったけど、その語尾は確かに震えていた。僕もここから胸を震わされた。

昨日はちゃんと怒っているとか書いた愛理は、今日の昼は泣いていた。来夏を怒鳴るシーンで声を上ずらせて泣きながら怒っていた。イシゾーにもらったハンドタオルで拭ったのは本当の涙だった。

夜までの間「昼泣いたら夜は泣けないよな」とヲタの話す声が聞こえたけど、そんなことはなかった。途中、鼻のあたりを軽く押さえるしぐさも同じ。初日から昨日までの成長をさらに追い越したような愛理の演技。この感動は初デートレベルじゃないね!ノリマツに涙で諭されて来夏はもう「殺すぞ」って言わなくなると思う。

一人2階からそれを見つめる栞菜と目が合った気がした。すごく悲しそうな顔。ハンドタオルが本当に必要なのは栞菜。「ハンドタオルいかがですか?」と言う前に栞菜は二回胸を押さえて「うっ」と嗚咽した。ノリマツに青いハンドタオルを渡す。「ありがと」も涙声。ノリマツはそれでイシゾーの涙を拭いてあげた。

来夏を囲んで泣く時はみんな本当に泣いていた。背を向けた千聖の声が震えている。役者ならば演技で泣ける。でも℃-uteはそんなレベルに達する役者じゃない。明らかに泣く演技を越えていた。一瞬℃-uteに戻っていたかもしれない。

千聖は笑顔から涙顔へと変わる過程がほとんどない。笑顔だと思っていたら「桜チラリ」のイントロがかかってすぐに千聖は泣いていた。そのあとすぐ聞こえてきたのは「涙など似合わない」なのに。泣く寸前まで笑顔でいるということは、笑顔でも泣く寸前のような時があるということだろう。それを思うといつもの笑顔の裏にはやっぱり泣きたい時もあるのかもしれない。千聖の笑顔を見るたびに今日の涙があることを忘れない。

「タイムカプセル」はセンターにいる栞菜をずっと見ていた。

「ノート破いて書いたメモ」

中央の千聖とまいまいの間に、泣いている栞菜が見える。

「2学期直前 なんか急ぐように」

乾いた涙の跡にさらに涙が光ってる。ぶっちゃけ口パクなんだけど、これは歌っている。歌とはそういうものであってほしい。だから言葉をしゃべれない人にも歌は歌えるし、耳の不自由な人にもこの歌は聞こえる。

チョウさんを呼ぶ時はいつもなっきぃと梅さんの二人で息を合わせて呼んでいたんだけど、梅さんはもう半分放心状態になっていて、アイコンタクトを取ろうとするなっきぃに全然気が付かない。拍手と歓声にかき消されながらもなっきぃが「えりか!」と呼ぶ声が微かに聞こえた。耳をすませば、ほら。

「今日は…」でみんなの手は一斉に舞美に向けられる。とたんに涙を浮かべる舞美。いつもミヤブーは「司ちゃん!」とか「麻由ちゃん!」と役名で指名する。つまりなっきぃが歌ってるのではなくて司ちゃんが、まいまいではなくて麻由がということなんだけど、今日はなんて言ったんだろう?何も言わなかったかもしれないし、覚えていないだけかもしれない。でも舞美が来てた白黒のボーダーは来夏の白と夏美の黒のように見えた。二人ともあの場にいたんだね。

最後の挨拶で「14公演…」と間違える舞美。「もう一回やって!」から「もう一回コール」へ。なっきぃがなだめるしぐさをする。14はshe。言ってはいけない数なのに。否、これを言えるのは舞美だけだ。舞美は僕らの思いを汲み取ってくれた。これまでの13公演でここにはいないはずのsheを呼ぶ。そのもう一回はいなくなったsheであり、あの場でヲタが激しい℃-uteコールによって作り上げたもう1公演分でもある。14回目の公演は℃-uteから客へではなく、ヲタから℃-uteへのプレゼント。そう、いつも泣かされるだけじゃない。たまにはひっくり返せばいいんだよ!時間にすれば短いけど、そこに凝縮されたのは13公演分の汗と涙。

で、舞美はなぜ14だと間違えたのか?それは一日一回歌う「わたオバ」を14回歌ったから。

℃-uteコールに℃-uteは円陣を組んだ。でもいつもの円陣ではない。いつもより深く肩を抱き合って、顔を寄せ合って、いつもよりぎゅっと凝縮された円陣は、℃-uteの魅力がぎゅぅとふくらんだ美しい円環、キューティーサーキット。6人で呼んだ7人の℃-uteが選んだ答えはこうだった。

「℃-uteでした!」

そう、そんなことはわかっているんだけど、ここにいるのが誰でもなく℃-uteだからこそすばらしい。

でも℃-uteが目の前にいるのに、涙で前が見えないとか、どんだけー…。

止まらない。涙が止まらない。涙が止まらない放課後のエッセンスはここに℃-uteがいること。何に泣くのかといえば℃-uteがここにいるから。ここにいることがどんなにうれしくてうれしくてうれしいか、押しメンを亡くしてみればきっとわかるよ。少なくとも舞波を好きな気持ちの頭には「ギジ」という文字はついていなかった。

寝るキューがアイドルとヲタのメタファーだなんて言うことは僕にはできない。だってそれを相対化できないほどに自分はのめり込んでしまっているから。長谷川君そのものだから。長谷川君は夏美の「わたオバ」をむせび泣いて聴きながら一緒に歌っている。まるで今日の僕みたいだから。

長谷川君がうつむいて夏美を直視できないのは、感激のあまりとともにあの盆踊りの日の後悔が、「僕が見てなければよかったんだ!」という思いがそうさせている。久しぶりに夏美を前にしてもなおまともに見ることができない。だからこそ「いつまでもすぐそばであなたを見ていたい」という言葉が真を持って迫ってくる。

チョーさんの出した12000円はアイドルの卵の手に渡るんだけど、ビジネスモデルの図式でみれば僕にはそういうことしかできない。その代わりに罵られたりどつかれたりしていればそれでいい。

ただ、「オバさんになってほしかったよ!」を「急に目の前から姿を消すのは悲しい」と解釈することはできる。高校生になった舞波を見たかった、と。

ちなみに放課後コンは全スルーしちゃったよ。寝るキューに夢中で締め切り日すっかり忘れてたんだ。テヘ。お前は℃-uteより寝るキューの方が好きなのかと。しかも気付いたのが締め切り三日後の千聖の誕生日とか「バカだーっ!」。次の日に気付くよりはショックは少ないけどホントバカだ。

私決めた!物語を書くの!じゃなくて雅ちゃんの聖誕祭のチケを放課後のチケに変える魔法をかけるの!今回もお世話になったの!吹き抜けの噴水が届くのは3Fまで。その上で℃-uteは毎日寝ていたの。

ラストシーンでメールの着信音を鳴らしたクソバカはリアルに死ねは演劇関係者と℃-uteヲタの総意。でもそんなものに邪魔をされるような隙はステージには一分もなかったけどね。

最後に千聖からゲッツでレス。脳内じゃないとか言うのはほとんど脳内だけど、これはホントに脳内じゃないよ!こんなの3年前の中野メロンコンで大谷さんからもらったレス以来。不遇な時代を過ごしてきたんだなぁ。ノリマツとイシゾーの熱い抱擁とキスもありつつ。

「私じゃない」方のノリマツさんから「本日は最終日なのでキャストを紹介します」。演劇ってこういうものなんだ。ここで名前を紹介されて初めて℃-uteの中島早貴であり、矢島舞美であることが明らかにされる。それはつまりこの10日間はずっと司であり来夏であり夏美であったということだ。今初めて出会う℃-uteは10日前とは全然違っていた。

こうなることは半分はわかっていたのに、半分はわかっていなかった。℃-uteすげぇ!という言葉じゃ足らない。ない!ない!私の言葉がないよ!雑念はこんなにいっぱい持ってきたのに、肝心の言葉を絶対忘れないようにって玄関のところに置いておいたのに!どこにもないんだ!この浅い心の中、軽トラックに乗って隣町の商店街まで行かないといけないくらい、僕には言葉が見当たらない!ヘルプの人!言葉を!言葉をお借りたいです!

今まで行った全ての中で一番泣いた現場。今まで生きてきた中で一番楽しい日。2回目がもっと楽しいものの存在を初めて知ったよ、イシゾー!

生きててよかった。℃-uteのおかげで周りがみんなキレイに見える。開演前にかかってた曲をオデの人に聞いてみたら長谷川さん経由ですごく丁寧にメモをくれた。ノート破いて書いたメモ…じゃなくて水色の付箋だったけど。毎日聴いたこの曲も大好きになった。

毎日乗った山手線も通い詰めたサン劇も、すべてスルーした日替わり写真もソッコーで売り切れた栞菜Tも、本芸も(いたっけ?)オデもアップもたいせいも。なにげに作詞してるママも新曲前フリGJ!スタッフのみなさんもありがどごじゃいまずぅぅぅ!!!サンクリにぶつかってヲタヲタしかった日曜日も、ゆうかのんが来た月曜日も、来なかった舞波も。

池袋過ぎたって、みんな大好き、℃!

℃-uteを一言でいえば「涙」。℃の「。」がポロリとすべり落ちようとする涙に見えてきた。

そして寝るキューで得た何にも代え難い一番の収穫といえば…

キューティーガールズの新たな境地、「浮き輪芸」に他ならない。

脳内寝るキューはまだまだ続くよ。確かめたい確かめたいものがあるの。星になって涙が浮かぶよな夜中も、徹夜でごまかしてなかなか起きられない朝も、いつでも好きでとにかく好きで好きから始まる寝るキュー。書くネタならばたくさんあるけど 少しづつ叶えてく。

夏を目前にしたマチネとソワレに起こりうるおよそすべてのワクドキが詰まってた!

こうして目を閉じるとまだ涙が浮かんでいる気がする。

開演前に見たステージは夕焼けのようにオレンジ色で、終演後のステージは夜明けのような薄明かりだった。寝る子はキュートだけど眠くても朝は始まる。

「どんな時も朝は来る」
    (「めぐる恋の季節」)
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2007年06月23日

いつまでもすぐそばであなたを見ているような影


演劇の舞台という特殊な環境下でのステージだからなのか、「桜チラリ」の時に7人それぞれの影が後ろのセットに映る。「タイムカプセル」では強い照明が当たるソロパートの人だけ影ができて、あとはぼんやりとしか映らない。

なっきぃの影は暖炉に映り、梅さんの影は柱に映る。愛理の影は玄関に映り、栞菜の影は鏡の横の壁に映る。

ステージで踊る14人は℃-uteとあの別荘に集まった7人の女の子。なっきぃと司が、ハトミカと梅さんが、ノリマツと愛理が、イシゾーと栞菜が一緒に踊ってる。あの「組む?」はこのミニライブへの布石であった?

舞美の影は来夏かな、夏美かな。照明の当たり具合によっては影が二重に見えたりするかもね。

影とか鏡とか、遠い席だからそんなとこばっかり観ちゃって…。でも遠いけど糞席ではなかった。

帰り道の夜空に半月が昇っているのを見て、キューティーショーの帰りにも月を見たのを思い出した。あの時は寒さに首をすくめていたけど、やっぱり季節はめぐってるね。そして「桜チラリ」はもはや桜の季節だけの歌じゃないね。

そのそばに星はなかったけど、東京の空は汚いから見えないだけだって。千葉の方へでも行けば月の隣の方にきっと輝いてる。そう、ちょうど左上のあたりかな。
posted by sleeping mizuki at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 【寝る子はキュート】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ずっと今日が続けばいいのに


期待しちゃって眠れないってこういう気分なの?ノリマツ!目覚ましは必要ないけど二度寝してもう一度歯ブラシもしちゃうよ!どうか℃-uteと会えますように。美しい輝きの方、陽が差す方へ進もうよ、池袋ベクトル。

朝ごはんは次の日カレーをしっかり食べるよ。正確には次の次の日カレーだけどきっと「ウマ!めちゃウマ!」。「寝る子は℃-ute」は最終日がもっとおいしい。

あと一日、どうか℃-uteがケガはなくアドリブはありで、無事に公演を終えられますように。大成功になりますように。

さあ行くよ!大サビ!

ヘイ!ワンモアタイム!
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怒り愛理


ラストのノリマツが来夏を怒鳴りつけるシーン。初日に見た時はお世辞にも怒っているように見えなかった。セリフは言えてるし詰まってもないんだけどなんか笑ってるようにも見えてしまった。感情表現が云々てやつでしょうか。

でも今日はすごく様になってた。ちゃんと怒ってた。確実に上手くなってるよ。期間中も演技の指導は入るんだろうけど、このわずかな間で元がアレだとはいえ見違えてる。

これは絶対歌に生きるよ。「二度寝しちゃったじゃない!」がよりいっそうプンスカ聞こえるよ。そうじゃなくて歌で感情を表現することができるようになると思うよ。でも「JUMP」とか歌詞と℃-uteの存在だけで泣けるのに、そこに感情込められたら「わたオバ」聴いてる長谷川君状態になっちゃうよ。
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ひっくり返らないまいまい


昨日は「道路はド…ロード」とちゃんと言い直していたのに今日は押し切った。

「道路はドーロ!ひっくり返せばいいんだよ!」

ひっくり返ってないから!そして直後の茅奈のセリフが全く別の意味を持って、本来のバカヒロにではなく麻由に向けられる。

「バカだーっ!」

その後バカヒロが同じセリフを言う時に「ロード」に力を込めていたけど、麻由は背を向けたままアイスペールを持って黙って座っていた。千聖はあのチャラい工作を本当に学校へ持っていきそうだ。でも持っていったらクラス中に言われるだろうな。「バカだーっ!」って。

「わたオバ」でも声はひっくり返ってなくてちゃんと歌えてた。というか上手いじゃん!まいまい。

イベントのトークなどではよく痰が絡まったような咳払いをするまいまい。でもこの公演中それを聞いていないのは実はすごいことだよね。
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鏡の向うの女の子


あの曇った大鏡に、「桜チラリ」を歌う栞菜とまいまいが、「タイムカプセル」の舞美がぼんやりと映って見えた。

本人より鏡の方をずっと見てたかもしれない。それはまるで鏡の中に℃-uteがいて踊っているようで、あるいは逆に踊っている℃-uteを鏡の中から見ているようでもあった。

その時ふいに夏美が見てるんじゃないかと思った。星になった夏美がきっと空から踊る℃-uteたちを見ている。そんな視点で見ることができた。物語はまだ終わってなかった。なまじ前に行ってしまうと鏡なんてみないと思う。演劇の良席は必ずしも最前ではないよね。

チョーさん/長谷川君視点で見る人は多いと思うけど、夏美視点で見てみると全く別の物語になるかもしれない。そういう意味で少しだけ鏡の中に入ってみた気がした。

麻由に神崎の名を言われても「神崎?」と自分の名に心当たりがなさそうで、やっと会えた長谷川君の言葉にも「言っても仕方ないことは、言っても仕方ないことだよ」と全然未練がましくない。この執着のなさはなんだ。夏美は怨念でこの世にとどまった自縛霊なんかじゃない。

刺されたショックで死んだこともわからずに、たまたまクヌギの森ではぐれてしまったかのように、それがつい昨日のことかのように再会する。

「長谷川君、見つけた」

今日は夏至。℃-uteのいちばん夜が短い日。でも明日は少しだけ夜が長くなって、今日よりも少しだけ長く長谷川君と星を見ていられるね。
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℃-uteのいちばん短い10日間


時間がない、時間がない。私もう時間がないみたい。
でもそれは℃-uteも同じ。

いつもはイベやコンサの時間だけ交差する自分と℃-uteの時間が、朝起きて行くとこ行ってからすぐ池袋の夜空に溶けに行って終わったら帰って寝る、同じサイクルで回ってるって感じられる。仕事をした記憶なんて全くないね。開演時間が一日の始まり。

ただ僕は仕事が終わってから池袋に行くんだけど、キュートは仕事をしに池袋に行く。でもそんなのはどうでもいいの。仕事は愛だからね!ノリマツ!

「桜チラリ」はずっと一定のリズムが続くけど、サビに入ると微かな昂揚感があり、1番、2番、大サビとそれがだんだん高まっていくのが聴きどころ。寝るキューではおとなしく聴いてるけど、普段のコンサではついついクラップを打つ手に力が入る。

舞台も基本毎日同じことの繰り返しのようで、細かい部分では修正が加わったり、アドリブやトチリがあったりしつつ、千秋楽へ向けてだんだんと昂揚してくる。

「桜チラリ」でいえば今は1番が終わって2番が終わって大サビへ入る前の間奏、愛理がにょきにょきしてるあたり。これから大サビで盛り上がるのはチラリどころじゃないよ。
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ダメ栞菜


今日の栞菜はいきなり「値段書いとこう」を「0円て書いとこう」と言ったと思ったら、「悪いに書と書いて悪書?」で少し詰まり、挙句にガムテープを投げ損ねる。

ツボると止まらない栞菜らしく、失敗も連鎖だね。ただ、ガムテープのシーンはなんだかわざとくさいような気がするんだけど。一度やってみたいと思ってたんじゃないかな。わりと自由な平日公演、もう今日しかないと思って意を決したとか。それを「演劇的運動神経」と言うのかはよくわからないけど。もしかしたら全員何か一つアドリブを入れるようにという指示があったりして。

千秋楽は絶対ダンボールからメロンがまるごと出てくるって。その時の栞菜のセリフはきっとアドリブだって。
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この地球にルールがあり


祭囃子の太鼓に合わせていつもはテーブルの手前で司がハトミカを引き止めるんだけど、今日は一緒にテーブルを通りすぎたところまで行っていた。千秋楽はそのまま舞台を横断してペットボトルをジョキジョキ始める。でもそんなチャラいもん作ってると落第するよ!

開演前の注意事項で舞美が「ルールを守って『寝る子はキュート』をお楽しみ下さい」って言ってた。そんなところから役作りが始まっていたとは!

to以下をくくってる司ちゃんが舞台写真とやらになってるじゃないか。でもお金なくてさ…。買いたい時にすぐ買いたいけど、全部青春だよね。「通信販売はありません」だって。
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2007年06月22日

投げキッスから始まる13歳


「桜チラリ」のチラリするフリ、すぐ隣にいるなっきぃや他のメンバーは交差した手を最短距離で目の前まで持っていくけど、千聖は右手を迂回させるように大きく回してチラリする。チラリというイメージではないけどなんか千聖らしいね。

今日のソロはみんなミヤブーの周りに集まってアピール。千聖だけポツンと離れて控え目にアピってると、さすがにみんなわかってるよね、どうぞどうぞと千聖に譲る。

ここで空気を読まないミヤブーが「司ちゃん!」とか言ったらいじけた千聖は「みんなバカだーっ!」って泣き叫んでグアバジュースのメニューを投げ捨てるよ?

今までで一番かわいい「わたオバ」だった。本当に千聖が、℃-uteがオバさんになった時、今日という日を思い出すことがどんなに幸せなことか。だから絶対忘れないよ。

耳をすませばほら、13歳の千聖の声。

今年も誕生日を一緒に迎えられたので、来年もみなさんと一緒に、℃-uteも一緒に誕生日を迎えたいです。

最後にはける時はいつもより長く留まっていて、一度は奥に消えたまいまいも舞美に促されてもう一度姿を見せた。ああ、これがカーテンコールって言うんだ。最後には千聖が一人上手脇に残り、投げキッスしてサッと引っ込む。

13歳の一日目は投げキッスから始まった。

そういえば今日気付いたけど「パパ」で13を叫ぶのは茅奈だった。ミヤブーが勝つのもキングのスリーカード。「寝る子はキュート」も全13公演。出演者は全13人。

13を無理矢理チッサと読んでみる。
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愛理ありがとう


すでに「寝るキュー」をどうやってサーキットに生かすかを考えだしてるんだけど、愛理の反応が全部「ありがどうごじゃまずぅぅぅ!」って泣き崩れてたら僕も泣いちゃうな。

せまっ!くてかわいい部屋に寝る時は「おじさんありがとう」。イシゾーにハンドタオルをもらう時は「ありがと」。

好きな言葉は昔から「ありがとう」。セリフにこめる思いもきっと強いものがあると思えば一言一言が聞き逃せないから早くDVD出て!もう撮ってあるのは知ってるんだから!



【追記】

22日公演で確認してみたら、ルーム長にふとんを敷いてもらった時に「ありがとう」を言うのはイシゾーだった(ちなみにその後の「言ってくれたら自分で敷いたのに」は序盤ではなかったような気がする)。見えないものを見ようとしていたら、聞こえないものが聞こえたみたい。

その代わり給料を受け取った時に「ありがとうございます」を言っていて、「今日もよろしく頼むよ」の後に「あざーす!」って言ってた。
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もう書きたくないからね!


さあ今日も鳴ったよ着信音が。

「メールだよ♪」

じゃねえよ!君℃-uteヲタじゃないよね?あれほどスイッチオンは良くないと…。人が真剣に舞台観てるのに、電源切ってよ!大の大人がだよ…。ペットボトルでビシバシとかじゃなくて

殺すよ?






って来夏に言われるよ。
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2007年06月21日

茅奈の宅急便


脚本家が一番好きなジブリ作品からセリフを拝借したように、このセリフにも「魔女の宅急便」を意識するところがあるのではと思わせる。

魔女の娘は13歳になると親元を離れて自立しなければならない掟がある。劇中の茅奈も13歳になる中学一年という設定。演じる千聖も同じく13歳になる。それはまさに公演期間中のまさに今日という日。

魔女だけではなく人世においても女の13は大人への区切りであった。十三参りという習俗が今にそれを伝える。

茅奈は降霊儀式を執り行う。予行練習をしてろうそくに火をつけて幽霊を目の前に呼び出す。有名な占い師の娘という設定と相まって、そこからは多分にマジカルな、シャーマン的な性格が伺える。天と地を媒介する者。キキはあっちからこっちへとモノを届け、茅奈はあっちの世界からこっちの世界へと幽霊を招ぎ下す。

水着を忘れて落ち込んだりもするけれど、わたしは元気です。もしくはグアバジュースが飲めなくて…って落ち込んでばっかじゃん。

「ホラ!耳をすませばホラ!」はきっちりそのまま言ってきた。DVDマガジンの本読みでは「耳をすばせば」ってなってて舞美に失笑されてたけど本番では危なげなく言えていた。

脚本家がこのセリフを千聖に言わせたなんという偶然。その名にも「耳」を持つ千聖。耳をすましている茅奈の黒い横顔。ジブリには「海がきこえる」という作品もあった。

主題歌「寝る子はキュート」の冒頭

「お気に入りのカバンにとっておきの水着を詰め込んで」

カバンに詰め込むものといえば一切れのパンやナイフ、ランプが相場であって決してまなざしをくれる母さんの首ではなかったはずだ。劇中では水着を詰め込むけど、それを忘れたのも茅奈だった。

「その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」

青き衣には二匹の犬が描かれており、金色の野とはすなわち太陽の輝きのことである。
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ありがちかな?


給料をもらったノリマツとイシゾーがアイドルになる夢を語り終えると「実は私たちも…」と言って夜空の星になる。伏線もなくはない。三歌が「黒い服は脱げ」と言われたにも関わらず、その後のシーンでイシゾーは黒い服を着ている。

それに呼応するように茅奈も麻由も司も三歌もみんな夜空に溶けてゆき、ただ一人「夏美さんにそっくりなあんたが生きてることがみんなうれしくてうれしくてううれしいんだよ!」と言われた来夏だけが残る。千秋楽だけそんな展開を願います願います!そこの丸顔のお嬢さん!ついでにそのタオルをちょっと…。

ここで毎日もらってるチラシを見てみて。ほら…みんなお空へ向かってる。一番前にいるのは来夏じゃなくて黒い死装束を脱ぎ捨てた夏美だよ。そこにある「寝る子は℃-ute」のロゴ、星は夏美で月は6人。しかもDVDでは同じ構図でみんな星になってる。

こんなのどうとでもとれるようなただの宣材だろ、なんて野暮を言うのはノンノンノン!やめようよ!(ウヘヘ)。

そして十数年後、オバさんになった来夏は一人別荘にやってきて鏡の部屋でまたみんなと出会うんだよ。

シアターグリーンの裏には墓場。サンシャイン劇場の隣は歴史に名立たる巣鴨プリズン跡にしてリアルスポット。そりゃあ幽霊の一人や二人は舞台に立っちゃってもおかしくないって。池袋コワすぎ。


二人は千葉県八千代市立かもめ台中学校にいるんだから「東京へ出て」アイドルになるのが正しいはずなのに、ノリマツのセリフはどうしても「東京を出て」に聞こえてしまう。ロコドル目指してんの?東京は欲望だって背景に変えちゃうからね。オソロシ。
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もういくつ寝ると千秋楽


昇っていく流れ星を思い出せば、僕の通勤ベクトルは涙で方向も見失うって。チョーさんもミヤブーも客演だから、℃-uteがもしまた演劇をやることがあってもこのメンバーでやることはたぶん二度とない。来週にはもう見れない、というか永遠に見れなくなるのが信じられないほどに生活の一部。

同じ空の下で℃-uteもがんばってる。そんなふうに強く思えるキューティーウィーク。夏美もこの空のどこかにいるしね。

記憶を保存するためには睡眠も必要とかいうけれど、観た後寝るのがすごく惜しい。もっともっと思い出せることがあるかもしれないのに。寝る子はキュートなのに僕は全然キュートじゃない。
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2007年06月20日

悪いに書と書いて悪書?


例えばあそこで愛理写真集を広げてみたりするとどんな面白いことが起きるんだろう。きっとノリマツは「ありがどごじゃいまずぅぅぅぅ!」って泣き崩れて、イシゾーは「私のは?」と聞いたあとに「捨てますか?捨てますか?捨てますか?」と迫るに違いない。それで本棚の奥を見たら同じ写真集が何冊もあって「多くね?」とか言って。

あるいは舞美写真集を広げてみれば、「これは誰?」という問いにルーム長は黒いスク水(青少年には目の毒気?)を遠い目で眺めながら「ああ、これは実は…」と裏の林でスズメバチに刺されて死んだ夏美のことを語り出す…というおあつらえ向きの伏線にもなる。
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ハロヲタの観劇マナーについて


開演前にぼーっと座っていた君がどーして会場が暗くなったとたんにカバンをごそごそ漁り出すの?一体そこまでして必要なものって何?双眼鏡?水?そういうものはちゃんと事前に手元に置いておこうね。誰でもついうっかりはあるけれど、ほぼ毎回一人や二人じゃないんだよなぁ。

これも毎回二度三度は聞く、ペットボトルのフタを開けるプシュッって音。確かに会場蒸し暑いし喉が乾くのはわかるけど、前もって開けとくくらいの気配り上手になってくださいな。僕はただ固唾を飲んで℃-uteの演技を見つめてる。「食べる」なんて論外だよ?

あと連れで来てる人、隣の人としゃべんないで。演技中に。誰が演技してる時であっても。一人で来てる人ももちろんひとりごつのはダメですよ。ホント誰に何話してんの?って感じですよ。

さすがに着信音はまだ聞いてないけどバイブなら何度か聞いた。携帯灰皿持ってればどこでもタバコ吸っていいわけじゃないように、バイブにしとけば鳴らしていいってわけでもないでしょ?電源は切ろうね。だいたいスイッチオンとか縁起悪くね?演技にも良くないよ、とか言って。

それこそ小一時間ぐらい問い詰めたい気分だけど、そんなことしてると夏美が鏡の中から出てきちゃうのでなかなかそうもできないんだよ。やっぱ司がto以下をくくるところとか見たいじゃん。

話は遡って04年の「34丁目の奇跡」は不思議な現場だった。会場ロビーの半分以上がヅカファンのオバサマ方。そこに少しだけ若い人がいるかと思ったらべっしー(別所哲也はファンの間でべっしーと呼ばれているらしいのだ!)ヲタの腐女子風味なお姉様方。こちらは基本単独行動らしくアツいヅカ論議を戦わせるオバサマ方とは少し距離をとっている。

そして距離をとるどころではなくもはや隔離されて文字通り居場所のない少数のキッズヲタ。その中にもハローからの流れと子役からの流れがあったように思う(けっこう見ればわかる)。そんな肩身が狭い立場でも公演が開幕してすぐにスケブ禁止の注意が貼り出されるぐらいだから、観劇マナーは群を抜いて悪かったんでしょう。

最後にこれはお笑いのライブでの話。澁谷知美が「男性のイタイ客」の特徴としてこんなことを挙げている。

「自己顕示にしてはあまりにもセンスのない場面で放たれる、舞台へのコミットメント意識が高すぎる笑い声」

「女子とお笑い」(『ユリイカ』2005年11月号)


たぶんいろんな現場で聞いたことがあると思う。言葉にすればこういうことって話ですね。寝るキューの現場でも毎回聞くよ。

もちろん一般人でもマナーの悪い人はたくさんいるし、ハロヲタでもマナーの良い人はいっぱいいる。でもやっぱり全体を通してみればハロヲタの観劇マナーは最低☆カナ?自戒を込めて。

来夏も言ってたじゃん。ルールを守れって。これでもう子どもだけの合宿なんか無理だね!

でも夏美はこう言ってた。

「言っても仕方ないことは、言っても仕方ないことなんだよ」
posted by sleeping mizuki at 21:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 【寝る子はキュート】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする