2013年08月02日

すべてが軽くなる


アズーレステージと名を変えた一年ぶりのスカイステージ。どこかアジールに通ずる響きを感じながらたどり着くと雲一つない、とはいかない空に白さくらと黒さくら。いつもより高く跳べそうな気がした。重力は高いほど小さくなるらしい。実際には体感できるほどではなくてもそんな気がした。跳んでいるといえばもう、跳んでいる高さにいるのだ。

アイビーガールは跳び箱に乗って。新曲を挟んでの「Magic Melody」。「大人に変わる前に」で入るターンが文字通り「変わる」という意味でのターン。曲終わりのままの格好で空を見つめるりのんを見ていた。まばたきが多いのが横顔のまつ毛でわかる。ポーズを解いてまず始め、よだれか汗か口をぬぐったしぐささえもが美しかった。アイドルだから汗ですらないかもしれない。でもりのんだからよだれかもしれない。制服を着ない夏、すべてが軽くなる。ボタンに絡みつく思い出がここから。

空に吸い込まれそうな昼とは違い、夜のアズーレは照明に照らされて闇から浮かび上がって見える。後ろのビルのシルエットでかろうじてここが屋上であることを思い出した。自分とステージが一対一になる感覚。一体感とはまた別の、いいライブにしかない感覚。駆けつけてはみたものの、もう出番は終わっているかも。名古屋・大阪・福岡と期待しないで待つことしばし。札幌はまだ出ていなかった。この屋上はさくちゃんと出会った場所。一年前はまだ2ヶ月目。ダンスもおぼつかなかったひよこのようなさくちゃんが今や唯一の初期メンバーで親鳥の風格。180度変わるくらいに一年が長すぎて記憶の中は短すぎる。
posted by sleeping mizuki at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ノーカテゴリ】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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